alphaの(毎週更新)日記

Webにちょっとだけ関係した仕事をはじめた元Webディレクター兼業主婦が徒然と書くブログ。読書記録、美術展の感想など。

4月第2週(4/11~17)に読んだ本

今週は7冊

1日1冊ペースだった週でした。気付いたら今年の読書が100冊近くに。記録するとこれだけ読んだ、と実感できます。振り返ることで偏りに気付けたり記録しようと思うことで読む本の幅も広がっている気がします。

2016年91冊目「スコーレNo.4」宮下奈都

宮下さん、本屋大賞おめでとうございます。本屋大賞の傾向についてはさておき、今年は割と本屋さんが売りたい作家さんになったのではないかなという感想。私は名前は知っていたけれど読み始めたのは最近で、本屋大賞ノミネートされた作家さんということも影響しているので。ミーハーですが。
さてこのスコーレNo.4は文庫本が出た当時プッシュされていたという記事を読みました。そうだとは知りませんでした。身近な女性へのコンプレックスを上手に描いています。最後の結末は個人的には腑に落ちないのですがそれは私が意地悪い読み方をしているからでしょうか…。前向きなお話は好きなんだけど。

スコーレNo.4 (光文社文庫)

スコーレNo.4 (光文社文庫)

 

 

2016年92冊目「我が闘争堀江貴文

ホリエモンの著書は仕事をしていた頃、出張帰りの新幹線のおともに買った「ゼロ」を読んで以来です。「ゼロ」はホリエモンがただ普通の仕事の好きな人間に思え、仕事のやる気を喚起される本でした。(と辞めた人が言っても説得力ないかもしれないけど前向きになれました)
割と内容としては「ゼロ」と被っているところもあります。単純にスカッとしたいなら「ゼロ」がお勧め。こちらはホリエモンという人の起業とライブドア事件の振り返りを知りたい人向けに思われました。

我が闘争

我が闘争

 

 

2016年93冊目「国境の南、太陽の西村上春樹

珍しくサラリーマン生活も少し描かれていることに少し驚きました(でも多崎つくるもそうだったかな…初期から振り返って読んでいて、初期作品は普通のサラリーマンが少ない印象で)。
人の持つ孤独、他人との相容れなさが最初から最後まで書かれていてアップダウンの少ない展開の割に読むと何だか考えさせられるお話でした。

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

 

 

2016年94冊目「神様のケーキを頬ばるまで」彩瀬まる

ケーキ、スイーツ好きとしてはこんな想定大好きです。ただかわいいのに黒背景なのが…読み終えるとそうなのかな、と妙に納得します。1つのビルを巡る連作集です。1つ1つの話で気になった登場人物が次の作品に出てきたり、他の語り手から前の作品の主人公が語られたりが楽しめます。ただ「骨を彩る」も連作集だったので連作集以外の短編ももっと読んでみたいなー。女性作家短編種集にはいくつか収録されているようですが。

神様のケーキを頬ばるまで

神様のケーキを頬ばるまで

 

 

2016年95冊目&96冊目「刑務所なう」「刑務所なうシーズン2」堀江貴文

ホリエモンファンでもないのですが「我が闘争」で気になった服役中のことが読みたくて借りました。ただどうしても刑務所の中なので行動がパターン化されているので割と似た話が出てきます…。出所後の「刑務所わず」を読む方が楽しいのかも。

刑務所なう。 完全版 (文春文庫)

刑務所なう。 完全版 (文春文庫)

 

 

2016年97冊目「水やりはいつも深夜だけど」窪美澄

デビュー作のせいか赤裸々な性描写をする作者のイメージでしたが、この連作集はガラッと変わって1つの幼稚園に通う子どもがいる人たちの話です。ママ友の関係を描く話だと朝比奈あすか「不自由な絆」や桐野夏生「ハピネス」を読んだことがありますがこちらはそれらよりベタっとしていなかったのが印象的。作者がワーキング&シングルマザーだからでしょうか。ママ友の話以外も含んでいるので読みやすいです。人の弱さがさらりと書かれて、でもそれだけでないと希望を感じられます。

水やりはいつも深夜だけど

水やりはいつも深夜だけど

 

 

今週の1冊

今週意外とホリエモン読んでますね。でもホリエモンは「ゼロ」がよかったからなぁ…。その著者でよかった1冊に出会ってしまうとその後の作品に辛口になってしまうのは悪癖かしら…。
今週の1冊は読後感爽やかな「水やりはいつも深夜だけど」で決まり。