CMS大阪夏祭り2016に行ってきました
もう10日前(!)になりますがCMS夏祭りに行ってきました。このタイミングで速報性は全くありませんが、自分の備忘録とCMS初心者からの視点の記事として書いておきます。
私の現状
- ・10数年Webディレクター職→専業主婦→この7月よりある会社で広報企画・事務
- ・現在の仕事では企画段階でCMSに関わることはあり、設計・実装は携わらない
- ・Webディレクター職時代はMTはちょっと運用で関わったけれど(お察しください)
そのような状態でCMS夏祭り参加してみた理由
とにかくCMSに対する理解・スキルが低いのは自覚しているので、今までの経験で混乱している頭の整理並びにこれからの土台になるようなものを得たいと考え参加しました。
そのため、ブースで実装のことを詳しく聞くよりも概念的な話を聞く大部屋のセミナーでの参加をメインにしました。
各セミナーについての感想、印象に残ったことなど
(ロフトワーク テクニカルディレクターがこっそり教える)運営スタッフに喜ばれる CMSの選び方 超入門
京都にある会社ということで気になる会社のロフトワークさん&「超入門」というタイトルに惹かれて参加。
車を例に、車の種類(軽自動車・バン・トラック)ならば分かるけれど、車のブランド名だと選べない、CMSも名前では選べないですよね、という導入で話に入りやすかったです。
セミナーでも紹介されたロフトワークさんのサイトにあるCMSについてのイラストはまさに超入門。他のCMSについてもイラストがあればいいのにな(人任せ)。セミナーでも言われていたけれど、ほんと、分からないことは図解するの、大事。
フロントエンドとコンテンツ配信のミライ − Webはどう変わるか
フロントエンドの技術的な話は流し聞きになりそうだけれど、サイトのセッション説明にあった「Webの姿を考えてみましょう」が気になり参加することに。参加者の半分ぐらいがディレクターで意外な印象でした。
そしてセミナーは、Web業界の流れの速さがあり、その動向がお客様のニーズを生み、技術も生む、そのニーズに応えるために技術を向上させビジネスモデルを生む、という流れに沿った話で、ディレクター向きの話でした!
特に印象に残っているのはWebのミライについて、CMSがコンテンツ管理に集中するシステムになるのではないか、という予想。
そして、日常業務の波に飲み込まれないこと大事、というメッセージは胸に来ました。日常業務を言い訳にしてては…
フロントエンドへの熱い思いを感じたセッションでもありました。熱いエンジニアと仕事できるようなディレクターになろう。
座談会 CMSとセキュリティの現場から
こちらは4名の登壇者と司会1名で進められる座談会形式のセミナーでした。実業務で困ったことをどう対応している、という具体例が多く聞きやすかったです。
セキュリティはコストとリスクの兼ね合い、というお話は本当にそうですね。これまでもそれを踏まえて説明してきたつもりでいましたが更に適切な説明ができるようになりそうです。
マーケティング・オートメーションとCMS
コンチさんの↑の記事で概要を知ったマーケティング・オートメーション(以下MA)。最適なコンテンツを最適なタイミングで最適な方法で届けるMA。MAを導入することで営業フローも変わっていく、という話もあり、現在の仕事の立場からしても非常に気になるツールです。
MAを使いこなすにはCMSとの連携も非常に大事、何故ならコンテンツ管理と関わってくるから、という話でした。MAの1つであるmauticのデモ画面も見せてもらいイメージは掴めましたが、そもそもマーケティングへの理解がないと使いこなせないな、という印象も受けました。
各ブースやその他
最後のセッション「オーサリングツールとしてのCMSとWebアクセシビリティ」は開発向けの色が濃いかな、と考え不参加でした。次こういったセミナーがあったら参加できるレベルになれれば。
また、各セミナーの間にはブースの部屋で各CMSの説明を伺ったりしました。本当に基本的な説明やCMSの売りを聞きました。当然ながらみなさん自分の関わっているCMSを愛しているのが伝わってきました。扱っている製品に熱いのいいな。ステッカーいっぱいもらえました。
本当はブースルームのCMSプレゼンテーションも聞きたかったですがセミナーと被っていたのが残念。
セミナー聞くもよし、CMSブースで話すもよし、CMSプレゼンテーション聞くもよしで、本当にいろんな参加ができるいいイベントでした。これが無料で開催されているのがすごい。
ちなみに懇親会は不参加だったのですがLTがあったり抽選会があったりしたことを知り不参加を悔やみました。イベントの実行はたいへんだとは思いますが来年の開催も期待しています。
個人的にはこれを機にCMSへの理解レベルを上げて次のレベルに進めるようにするまでが夏祭りですね。