alphaのときどきブログ

Webにちょっとだけ関係した仕事をはじめた元Webディレクター兼業主婦が徒然と書くブログ。読書記録、美術展の感想など。

22回目の1.17

今年の1/17は自分に愕然としてしまいました。朝関西ローカルのニュースを付けていて神戸の様子が出た時に「あ、今日やった…」と気付いたのでした。

数日前までは意識していたのに、当日に意識していなかった自分にショックを受けました。

 

神戸にいた頃は、仮設住宅が立ち並んだニュータウン、大学近辺で歩くと目立つ空地に新しいマンション、といった震災後が色濃く残る中にいたので、意識するまでもありませんでした。

東京に出てからは、神戸にいた時より何故か強く意識するようになりました。一人暮らしの東京で大地震が来たらどうするのか、ということは頭にあったせいもあります。また、神戸の時の風景が頭にあり、住む部屋についてマンションの2階以上を希望したところ「女性は防犯上1階嫌がるよね」と同僚や不動産会社に言われたことで、地震が実体験であるか否かの差を感じたのもあるかもしれません。(大地震と下着泥棒や女性を狙った犯罪ってどちらが遭遇する率高いんだろうというのはありますけど)

私自身昨年同時期に書いたブログ

alpharuha.hatenablog.com

にあるように被災者ではありません。揺れもおそらく震度7ではないはずです(食器すら割れなかったので)。それでもあの時の空気感を知っているゆえ、自分事じゃないけど他人事じゃない感覚があるのです。

そうか、誰もが知っていることでないんだ、という当たり前のことに気付かされたのです。

ただ前述のような状況もあり、自分事として何かを書くことはやっぱり躊躇いますし、それでも、覚えておくことが1つなのかな、と考えていただけに、今年の自分にはショックでした…。

そう言えばひょんなことから「神戸在住」のドラマをまだ積録していることを思い出しました。

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