alphaのときどきブログ

Webにちょっとだけ関係した仕事をはじめた元Webディレクター兼業主婦が徒然と書くブログ。読書記録、美術展の感想など。

ブラックジャック再読熱

あるニュースを聞いて本当によかったなぁという気持ちになったとともに命の強さを勝手ながら感じたような気もします。勿論常日頃は無意識な尊さも。何故かそういう気持ちから、手塚治虫ブラックジャックを読み返したくなりました。ものすごい飛躍ですが、こういう飛んだ発想することってありませんか?

ブラックジャック手塚治虫さんが亡くなられた後に文庫が刊行されたのがきっかけで家に揃えられ、それで読んでいました。小学校高学年くらいで読んでたのかな…。医者ものということで今であれば苦手な手術シーンや病気説明シーンなども苦なく読んでいました。医学に全く興味はありませんでしたが、勧善懲悪にはなりきらない(でもカタルシスも感じられる)ストーリーに魅せられていたのではないかと。単純に読み進めて楽しかったんですね。

実家にいた頃は何度か繰り返し読んでいましたが、出てからはそんなこともなく(おそらくまだ実家にあるはずなんですが)すっかり忘れていたのですが、この間ある待合室に置かれていて読み進めてしまいました(あくまで待合室なので読みふけっていたら次の場所へ案内されてしまいました)。懐かしい!
当時平気だった血ドバッとか、病気の説明とか、うわー怖いという気持ちにはなってしまいましたが。改めて読み返したい気持ちになっています。
Kindle版があるとなるとこれはかなり…
ただレビューによると未収録作品があるので全部読めるわけではありませんあり、とあったので気になるところ。現在の基準だと問題視されるのかご本人の希望なのか何なのか…ちょっと検索しただけではわからなかったので調べてみます。ただそもそも文庫版も亡くなられた後の出版で未収録作品があったのかもしれないけれど…

追記
検索語に未収録をつけたらあっさりNAVERまとめはひっかかったのですが(正当性、著作権の観点もさることながら)閲覧注意と書かれていると積極的に読む気になれないですね…深夜ですし。
ブラックジャックの再読意欲とは別に当時の漫画をめぐる未収録や絶版などの状況も興味が出てきますね。