東京で開催中!世界が歪む?ダリ展in京都へ行ってきました
事前知識はルー大柴扮するダリの写真だけ
開始時にルー大柴がダリに扮したポスターでテレビ(多分関西ローカル)に取り上げられていたのを見て、新しい企画展始まったのかー日が合えば行ってみるかな、ダリって名前は知ってるけどどんなの描いたかはよく知らないけど、ぐらいでした。
SNSで知人が話題にしていたこと、夏休み期間の混雑のすごさ(1-2時間待ちだったかな)を知りミーハー心を刺激され、行くことに。
どこかでお昼を食べて行くつもりがお目当ての店が閉店だったりランチメニューが終了していたりで運のなさに心折れ(苦笑)、余裕を持って鑑賞したいのでお昼は諦めて行きました。
まだ学校は夏休みのところもある時期とは言え、平日なのに当日券買うだけで5分並んだのは初めて。昔は前売りを予め買ってたしなぁ。
入場前に体験型アート?で写真撮影できます
入場前に警告が
モダニズムからシュールレアリズム
力尽きつつ最後まで観る
感覚が狂わされるかもしれないのにグッズを買う
でもさすがに費用的な問題ではなく図録を買う気にはなれませんでした。正視できる自信がなく…。もう少し私が客観的な視点を持てるようになったら欲しい、な。
そして面白そうなガチャガチャがあったのでつい童心に帰ってやってしまいました。写真撮影はできなかったので、LマガジンのWeb記事でどうぞ。
あたったのはこちらでした。比較的刺激が少なそうなピンバッチかな。
おまけ 六盛茶庭のスフレ
味によっては売り切れでしたが、定番のバニラはあったので注文!注文を受けてから焼いてくれます。そのため20分待ちますが、現実世界に戻るリハビリにはいい時間でした。時間を掛けられたスフレはこのように膨れてふわふわです。ふわふわ!
関西で観られるのは明日9/22まで!「生誕130年記念 藤田嗣治展 -東と西を結ぶ絵画-」展へ行ってきました
裸婦画好きなんです
きっかけは、たまたま近くの図書館でお勧めの本としてラックに並んでいたこの本。
猫に美術館という好きなものダブルで嬉々として読み進めていたところ、新潟県立近代美術館の頁に藤田嗣治という画家が描いた裸婦が猫(などの動物)に囲まれた絵がある書かれていました。
裸婦!猫!
猫が好きなのは前述の通りですが、ルノワールの裸婦像(恐らく大昔のオルセー美術館展のポスターに使われていた「陽光を浴びる裸婦」)に感銘を受けたことがあり、裸婦が描かれた絵が気になってしょうがない!
しかもこの藤田嗣治という画家は本によると「乳白色の肌」と代名詞にも言われているとのこと。
知識不足でその日まで藤田嗣治のことを知らなかったのに、急にこの画家の作品をどこかで観たくなってしまいました。いつか新潟まで原画見に行くかな…とダメ元で画家名で検索したところ、まさかの関西で展覧会が開催されてる!何この偶然!運命ぽい!でも22日まで。雨だと出掛ける気半減だけれどそんなこと言ってる場合じゃない、ということで行ってきました。
公式ページにあるように関西で見逃しても府中で巡回展があるよ!
学生時代の評価は上位ではなかった
以前記事にしたモランディ展、書きそびれてしまった鉄斎展(本年5月)に続いて3回目の兵庫県立美術館。過去2回は人が比較的少なく(京都市美術館比)出身地の兵庫県&神戸市びいきとしては心配だったのですが今回は割と人が多くよかったやん!
と思っていたのですが敬老の日の無料施設だったようで…。
それでも少し待てば気になった絵をじっくり観られる環境で快適でした。
藤田嗣治、戦後フランス国籍を取得しレオナール=フジタとなった、彼の生涯に沿って作品が展示されていました。
少年の時から当然ながら上手いのですが、驚いたのは学生時代(現在の東京芸大)の卒業作品の評価は卒業生の中でも上位評価ではなかった、という解説がついていました。若い頃の評価が絶対でないこと、続けること、挑戦することってだいじ。
乳白色の裸婦
卒業後、パリに渡ってからの絵は学生時代と筆致が変わっていて、環境の変化を感じます。「乳白色の肌」もこの時期に既に描かれ始めていました。裸婦キター!! 裸婦綺麗やで裸婦。「裸婦像 長い髪のユキ」の前で、しばらくピンクを帯びた透き通る肌の色にうっとりしていました。
パリで売れたこの時代には、頼まれて描いた絵も多くありました。職業画家のプロフェッショナルさ。女性のドレスのディテールの描き込みが本当に細かくて素敵。さらに静物画には藤田自身を紛れ込ませたお茶目な手法に笑みがこぼれます。
時流に乗り自身が乗っている時というのはいい仕事が次から次へと出来るんやね。
各地を転々、そして戦争
パリ時代から変わって世界を旅してまわるようになった時の30年代の絵画はエキゾチックさが加わったような作風です。
そして戦争の時代となり、国に依頼されて戦争画を描くように。そんな職業があるとは知らなかった…。大きな戦争画が何枚も展示されていました。迫力、むごさ、…言葉にならない絵ですが、真っさらな気持ちで観られない絵もあるということ。
パリ時代の華やかな絵との落差に何とも言えない気持ちになりました。
再びパリへ
それでもパリへ再び渡ってからの絵は美しさを追求した絵が続き、観ていて穏やかで贅沢な気持ちになれる絵が続きます。裸婦と猫の絵もありました。乳白色が陶器のようで。
おわりに
思い立ったが吉日な鑑賞でした。
CMS大阪夏祭り2016に行ってきました
もう10日前(!)になりますがCMS夏祭りに行ってきました。このタイミングで速報性は全くありませんが、自分の備忘録とCMS初心者からの視点の記事として書いておきます。
私の現状
- ・10数年Webディレクター職→専業主婦→この7月よりある会社で広報企画・事務
- ・現在の仕事では企画段階でCMSに関わることはあり、設計・実装は携わらない
- ・Webディレクター職時代はMTはちょっと運用で関わったけれど(お察しください)
そのような状態でCMS夏祭り参加してみた理由
とにかくCMSに対する理解・スキルが低いのは自覚しているので、今までの経験で混乱している頭の整理並びにこれからの土台になるようなものを得たいと考え参加しました。
そのため、ブースで実装のことを詳しく聞くよりも概念的な話を聞く大部屋のセミナーでの参加をメインにしました。
各セミナーについての感想、印象に残ったことなど
(ロフトワーク テクニカルディレクターがこっそり教える)運営スタッフに喜ばれる CMSの選び方 超入門
京都にある会社ということで気になる会社のロフトワークさん&「超入門」というタイトルに惹かれて参加。
車を例に、車の種類(軽自動車・バン・トラック)ならば分かるけれど、車のブランド名だと選べない、CMSも名前では選べないですよね、という導入で話に入りやすかったです。
セミナーでも紹介されたロフトワークさんのサイトにあるCMSについてのイラストはまさに超入門。他のCMSについてもイラストがあればいいのにな(人任せ)。セミナーでも言われていたけれど、ほんと、分からないことは図解するの、大事。
フロントエンドとコンテンツ配信のミライ − Webはどう変わるか
フロントエンドの技術的な話は流し聞きになりそうだけれど、サイトのセッション説明にあった「Webの姿を考えてみましょう」が気になり参加することに。参加者の半分ぐらいがディレクターで意外な印象でした。
そしてセミナーは、Web業界の流れの速さがあり、その動向がお客様のニーズを生み、技術も生む、そのニーズに応えるために技術を向上させビジネスモデルを生む、という流れに沿った話で、ディレクター向きの話でした!
特に印象に残っているのはWebのミライについて、CMSがコンテンツ管理に集中するシステムになるのではないか、という予想。
そして、日常業務の波に飲み込まれないこと大事、というメッセージは胸に来ました。日常業務を言い訳にしてては…
フロントエンドへの熱い思いを感じたセッションでもありました。熱いエンジニアと仕事できるようなディレクターになろう。
座談会 CMSとセキュリティの現場から
こちらは4名の登壇者と司会1名で進められる座談会形式のセミナーでした。実業務で困ったことをどう対応している、という具体例が多く聞きやすかったです。
セキュリティはコストとリスクの兼ね合い、というお話は本当にそうですね。これまでもそれを踏まえて説明してきたつもりでいましたが更に適切な説明ができるようになりそうです。
マーケティング・オートメーションとCMS
コンチさんの↑の記事で概要を知ったマーケティング・オートメーション(以下MA)。最適なコンテンツを最適なタイミングで最適な方法で届けるMA。MAを導入することで営業フローも変わっていく、という話もあり、現在の仕事の立場からしても非常に気になるツールです。
MAを使いこなすにはCMSとの連携も非常に大事、何故ならコンテンツ管理と関わってくるから、という話でした。MAの1つであるmauticのデモ画面も見せてもらいイメージは掴めましたが、そもそもマーケティングへの理解がないと使いこなせないな、という印象も受けました。
各ブースやその他
最後のセッション「オーサリングツールとしてのCMSとWebアクセシビリティ」は開発向けの色が濃いかな、と考え不参加でした。次こういったセミナーがあったら参加できるレベルになれれば。
また、各セミナーの間にはブースの部屋で各CMSの説明を伺ったりしました。本当に基本的な説明やCMSの売りを聞きました。当然ながらみなさん自分の関わっているCMSを愛しているのが伝わってきました。扱っている製品に熱いのいいな。ステッカーいっぱいもらえました。
本当はブースルームのCMSプレゼンテーションも聞きたかったですがセミナーと被っていたのが残念。
セミナー聞くもよし、CMSブースで話すもよし、CMSプレゼンテーション聞くもよしで、本当にいろんな参加ができるいいイベントでした。これが無料で開催されているのがすごい。
ちなみに懇親会は不参加だったのですがLTがあったり抽選会があったりしたことを知り不参加を悔やみました。イベントの実行はたいへんだとは思いますが来年の開催も期待しています。
個人的にはこれを機にCMSへの理解レベルを上げて次のレベルに進めるようにするまでが夏祭りですね。